転出届を出さずに夜逃げをすると戸籍はどうなるの?


夜逃げ

転出届を出さずに夜逃げをすると戸籍はどうなるの?

夜逃げをする理由としては金銭問題が一番多くあげられるが、中には対人トラブル、特にストーカーや配偶者からの暴力から逃れる為に転出届を出さず夜逃げをする人もいます。

 

夜逃げの理由が様々ありますが、すべての人に共通しているのは「人に知られないように」していることです。借金の債権者や、家賃を滞納されている大家、DVの加害者などに、行き先を知られてはならないので、ある日、突然姿を消すことになります。もちろん、自治体にもわざわざ転出届を出す人はいないので、基本的には、住民票を移すことも出来なければ、戸籍を移すことも出来ません。

 

 

夜逃げした先の土地で暮らしていくにも、住民票や戸籍がない状態では、就職活動を始め、基本的な生活インフラの開通も難しく、殆どの人は、過去を隠して簡易宿泊所や住み込みの仕事についています。

 

 

借金等の債権者は5年〜10年、その権利を行使しないと消滅してしまう「消滅時効」という制度があるため、その間逃げとおせればいいという考え方もありますが、様々な制約がある中で生活するのも非常に困難といえます。転出届自体は、行き先については、あくまで「予定地」を書けば良いので、適当に思いついた地名を書くこともできますが、戸籍はそうは行きません。

 

 

どうしても戸籍を移す必要がある場合(結婚など)には、戸籍の附票の住所部分について、自治体に依頼して交付制限をかけてもらい、閲覧、交付が出来ないようにすることも出来ますが、国の機関だと職権で閲覧することも出来るので注意が必要です。