請負業者の違いに見る世の中の"夜逃げ事情"


夜逃げ

夜逃げを手伝う業者の存在

ここでは、夜逃げ専門の請負業者について考察してみます。

 

 

巷では、今も夜逃げ専門の引越し業者は存在しています。普通の引越し業者の中にも、夜逃げを手伝う業者が存在しています。どちらも大っぴらには宣伝広告はしていませんが、需要の方は確実にあるようです。

 

 

夜逃げ専門の請負業者

 

以前ほどではありませんが、夜逃げを専門としている請負業者も存在します。

 

 

ただし、借金から逃れるための夜逃げというのは、同じ夜逃げの中でもタチが悪いと思われることも多く、ほとんどが DV・ストーカー被害から逃れる夜逃げをお手伝いする名目で引越し業を営んでいるようです。

 

 

でも彼らは、借金が原因での夜逃げもきちんと対応しています。どうしても必要な場合は、業者にお願いしてみることをおすすめします。こうした引越し請負業者から情報が漏れてしまったという話は聞いたことがありません。

 

 

彼らはお客様の秘密は絶対漏らしませんし、今の夜逃げは特殊な例を除けば、現地に張り付くことも少なくなっています。見積もりの際に、きちんと下見をしてくる業者であれば、大抵問題はないと思います。

 

 

身近なところに夜逃げを手伝う業者も

 

夜逃げを専門としている請負業者は少なくなりましたが、意外に増えているのは、中小の引越し業者が、夜逃げを手伝う例です。大手ではフォローできない需要の穴を狙ってのことではないでしょうか。

 

 

中小といえど、引越し技術は大手より確かな業者が多いのも魅力です。回数に分けて、運んでくれるのもこうした業者の良いところです。もちろん、料金は割高になることが多いようですが、サービスが良質なところが多いので仕方がないでしょう。サービスに見合った料金を提示してくる業者が多いと言った方が適切かもしれないですね。

 

 

借金苦よりもDV・ストーカー被害者を助け出す請負業者が増加中

 

ただ、夜逃げを扱う引越し業者は探せば見つかるわけですが、借金苦よりもDV・ストーカー被害者を助け出す請負業者が圧倒的に多いです。これは、DV・ストーカー被害が近年増えたことがなんと言っても大きいでしょう。

 

 

それに比べて借金問題に悩む方は、むかしより減少しています。考えてみると、90年代に多重債務者が増大したことは、40代ぐらいの方なら今も記憶しているでしょう。

 

 

当時に借金苦は今の比ではありません。もちろん、今は当時と別の問題が出てきています。世の中の不景気観(格差社会といった方がわかりやすかもしれません)は90年代より深刻です。ただ、借金に関しては、まだグレーゾーン金利が使われていましたし、それによって多くの自殺者も生み出していた時代です。債務者が受けた借金苦だけで捉えると、90年代から2000年初頭の頃の方が悲惨です。

 

 

ですから、社会の見方も、借金での夜逃げは止むをえないものとの認識があったのだと思います。また、一度は逃げたけれど、もう一度再生もできたのです。少なくとも、それを許容する世の中であったことは確かです。

 

 

しかし今は借金で逃げること自体、不思議に思われます。当時に比べると利息は下がりましたし、債務整理は誰でもできるからです。その中で、あえて夜逃げを企てたいというのですから、世間から白い目で見られても仕方がないのだと言えます。ですから、夜逃げするなら、何があっても成功してもらいたいと思います。