夜逃げ先を決める際、注意すること


夜逃げ

住民票を移さないのが基本

夜逃げを計画する場合、住む場所をどこにするかを考えなければならないですよね。

 

 

ただ、一般的には夜逃げの場合、住民票を移してはいけません。なぜなら、住民票は金融機関等が債務者の居場所を確認する際など、写しを閲覧できます。ここでは、借金から逃れるための夜逃げですから、逃げた先に住民票を移していたら、簡単に足が付いてしまうからです。もちろん、動機は関係ありませんが、夜逃げする場合は住民票を移してはいけません。

 

 

住民票を移さないデメリットとは

 

知っての通り、住民票を移さずいるといろいろなデメリットが生じます。ただし、それは一般市民のような正常な暮らしを営むという意味でのデメリットであって、自己のアイデンティティを隠して生活するという意味では、取り立ててデメリットだと言えないかもしれません。

 

 

例えば、選挙権は剥奪されませんが、それが届くのは住民票の住所地です。これまでマメに投票している方は、もしかすると辛いことなのかもしれません。しかし、そういう方がどれほど多いかはわかりませんし、選挙より身の振り方のほうが大事ではないでしょうか。

 

 

住民票をはじめ、印鑑証明書や所得証明書などの各種証明書類も、旧住所の役所で発行してもらわなければなりません。運転免許の更新も元の住所地でなければできないことになっています。あまりに遠方に夜逃げした場合は、何かと面倒でしょう。

 

 

ただ、一人で夜逃げする場合、これらのデメリットはさほど堪えるものではありません。困るのは家族を連れての夜逃げです。

 

 

子供の学校の転入手続きは公立の学校なら可能ですが、そこから夜逃げ先の住所が漏れてしまうことはあるかもしれません。まして、マイナンバー制度が始まれば、その可能性は強くなってしまうでしょう。

 

 

また、家族がいれば、健康保険も気になります。国民健康保険は保険料を滞納しない限り継続して使えますが、通院している病院がわかれば、新住所地が漏れてしまうことも考えられます。つまり、探そうと思えば、使っている教育・医療サービスから、夜逃げ先がバレるかもしれないということです。

 

 

夜逃げの最後の手段!社会保険を捨てる気で養子縁組で苗字を変える

 

身元がバレることで言うと、疾病、高齢化、失業、労働災害、介護などのリスクに備える社会保険の番号から身元がわかるかもしれません。

 

 

ですから、夜逃げで転居先を分からなくしても、結局無理だったというのは、社会保険番号から身元がバレるわけです。そこで、本気で身を隠すのなら、これまで積み立ててきた社会保険を捨てて、新住所地で国民年金と国民健康保険に加入してしまいます。この時、養子縁組で苗字を変えてしまえば、郵便物などは届かなくなります。

 

 

ただ、これも完全な方法ではないので注意が必要です。なぜなら夜逃げされたとわかり、探している人の戸籍までたどり着けば、苗字を変えたことはわかってしまうからです。こうしたことを覚悟の上、夜逃げを決行してください。