夜逃げを成功させたいのなら年金や国保は諦めなければならない?!


夜逃げ

夜逃げはますます困難になるかもしれない

夜逃げを成功させたいのなら、健康保険や年金にも注意が必要です。はっきり言って、年金を諦められるのなら、夜逃げするのはそう難しいことではなかったのです。乱暴な言い方になりますが、名前を変えて国保だけ新規に加入すれば、90年代まで(あるいは2000年初頭)はまだ逃げ道がありました。

 

 

でも、日本でもマイナンバー制度が始まります。ですから、どうしても夜逃げを成功させたいのなら、それなりの覚悟が必要になります。

 

 

借金による夜逃げはいずれ健康保険証を持てなくなる?

 

夜逃げするなら、これまで積み上げてきた社会保険を捨てる気が必要だと違うページで書きました。そうしたからと言って、夜逃げを成功できるとは限らないですが、そのぐらいの覚悟はやはり必要です。

 

 

あなたが一時的に身を隠したいからという理由で夜逃げを考えており、最終的に見つかっても仕方ないというぐらいなら、無理に国民健康保険などの社会保険を捨てる必要はありません。しかし、どうしてもその夜逃げを成功させなくてはならないというのなら、苗字を変えて新規に国保に加入するぐらいの気合いは必要になるでしょう。

 

 

ただし、年金は国保と違って、苗字を変えて継続できるとは思えません。ですから、本気で夜逃げを決意したなら、受給資格をなくすぐらいの気持ちでいなければならないと思います。

 

 

これまでは架空名義でも健康保険を所持できた

 

長らく逃亡生活を続けていたオウム真理教の元幹部、平田信被告と彼の逃亡を支えた斎藤明美被告。このうち斎藤明美被告が偽名によって健康保険証を所持していたのは有名な話です。

 

 

彼女の場合は、本人が意図しないところで偶然入手したものらしいのですが、このように会社に勤めなくても入手できる健康保険に、市役所などの地方自治体が窓口となっている国民健康保険があります。

 

 

この国民健康保険、夜逃げしている人でも割と簡単に入手できることで知られています。いや、「これまでは...」と、但し書きが必要かもしれません。夜逃げを考えている多くの人は、偽名を使って登録してしまえば、国保なら簡単に入手できるものと思っている方が実際多いからです。でもこれからは、それも(偽名で保健を持つこと)難しくなると言われています。

 

 

マイナンバー制度で夜逃げは一層難しくなっている

 

これまでの夜逃げは、国民健康保険ぐらい、新規に登録し、また継続できました。これからはマイナンバー制度の浸透で、より一層難しくなるでしょう。また、これまで簡単に済んでいた養子縁組で苗字を変えることも、そう簡単には処理できなくなってしまうのではないでしょうか。

 

 

同じことが年金にも言えて、夜逃げを選ぶことで(夜逃げしていることを見つかりたくなければ)、年金の受給資格も諦めなくてはなりません。保険料を払い込めば、その記録から足が付くことになりますし、国民健康保険と違って、窓口が自治体ベースで新規登録にはできないからです。

 

 

既に受け取っている年金があれば継続できるでしょうが、それは早晩、居場所は見つかることになるでしょう。

 

 

マイナンバー制度は様々なメリットがあります。税金の徴収漏れを防ぐのもその一つでしょう。ただ意外に知られていないのは、裏社会で常識とされるテクニックを暴くことです。夜逃げも裏社会で常識とされるテクニックの一つです。マイナンバーは、そのために成立した制度とも言えるのです。

 

 

夜逃げが成功しないなどとは言いませんが、これからはますます逃げにくい世の中になっていきます。そのことだけは理解しておいたほうが良いでしょう。