夜逃げの仕方とその後の手続きなどについて


夜逃げ

夜逃げの仕方、手順は?

実際の夜逃げは、どのように行われるのでしょう。昔と違って、夜逃げしないように債権者が家に張り付くことはないようです。ですから、夜にこっそり逃げるという夜逃げはないようです。では、どのような手順で進められるか、例で示してみます。また、心配なのは奥様と子供の将来です。こちらの方も解説しております。

 

 

代表的な夜逃げの仕方

 

夜逃げというと、夜に決行するものと思っているかもしれませんが、必ずしも夜逃げるものではありません。

 

 

実際の夜逃げの仕方は、ケースごとに違います。ただ、気をつけなければならないのは、いかにも夜逃げしたのではと思われることです。逆にそれが自然に行われるなら、夜逃げする時間はそれほど関係ありません。

 

 

夜逃げの手順を代表的な逃げ方を代表的な例を挙げて説明します。ます、家族で夜逃げする場合は、子供だけを逃亡先に行かせて、親は後から逃げます。先に奥様を行かせて最後にご主人が逃げるようにします。

 

 

そして、家財道具を移動するのはご主人に任せるか、引越し業者に委託します。今は普通の引越し業者でも、夜逃げ案件を引き受けるところがあります。お金はかかりますが手続きは楽です。大事な荷物は専門業者を使うのをおすすめします。ほとんど場合、これで足がつく話は聞いたことがありません。

 

 

一人で逃げる場合はもっと簡単です。突然、家出をしたように姿をくらますだけです。荷物は逃亡先に送ってあげます。夜逃げは仕方より、夜逃げ後の方が数倍大事なのです。

 

 

奥さんと子供の住民票はどうする

 

マイナンバー制が整備されてからの夜逃げはご主人一人で行うようにしたいところですが、家族で逃げる場合でも、半年ほど経過して落ち着いたら、奥様が借金の連帯債務になっていない場合は、奥様と子供だけは住所変更をしても良いでしょう。そして籍も外すようにしておくこと(離婚)をおすすめします。当然ですが別居もしておきましょう。

 

 

離婚した場合、自治体からひとり親の各種手当が支給されるわけですが、その手当を受け取るには、最低でも住民登録しておく必要があります。もちろんそのままでも、以前の自治体に申請はできますが、そのときかならず住所を変えたことを聞かれます。そうなると、いろいろ面倒なことも生じてきます。

 

 

これからの夜逃げは単独で逃げたほうが楽です。特別な問題がなければ、離婚して国や自治体から支援を受けて、生活をやり直してください。そちらのほうが、どれだけ楽になるかわかりません。

 

 

借金の時効は中断によりいつまでも残り続ける

 

5年逃げ切れれば、借金はチャラになると考えている人もいるようですが、これは大きな誤解です。債権には時効があります。個人の借金はそれが5年なのですが、債権者に時効が来たことを主張した時に時効が有効になります。

 

 

これを援用と言いますが、援用がない債権はまだ残り続けます。さらに、債権者はこの時効を中断することもできるのです。中断された借金は、また5年時効が伸びます。このように、債権には時効がありますが、時効通り消滅してしまうことはほぼありません。

 

 

夜逃げの期間は5年ほどと考えている人はいないでしょうが、基本的に作った借金は、返さない限りその後も残り続けます。このことも、一応覚えておいたほうが良いでしょう。